たまには書評も

友人からMovable Typeのカスタマイズを頼まれている。
デザインはほとんどスタイルシートなので、これはまあ、どの程度の工程かは読める範疇だとして、MTのタグのほうが面倒くさい。写真はサムネールがついでにアップロードできるのはいいけど、これをタグの意味について素人が手軽に理解できないと思います。
管理画面はデフォルトでは使いにくいので、カスタマイズしたいなあと・・・
嫌な勉強の仕方をしてしまいそうで、恐い・・・。
なんでこんなシステムが一般的に流行しているのかわかりません。

WordPressのほうが軽快でシンプルでプラグインも遊び心があると思いますが、当の僕はといと“はてなダイアリー”です。理由は面倒くさいから。

さて、グチグチしててもしかたがなく、
先日から他の仕事の合間にセンシティブなMTタグと格闘しています。が、これがぜんぜん意味が分からないのと、WEBの画面でマニュアル見るのが嫌になりました。フェスティバルホール付近で氷川きよし公演目当てのファン御一行に巻き込まれるも、参考書を堂島のジュンク堂に買いにいきました。


いろいろありましたが、今回の目的はカスタマイズなので、
結局この本を買うことにしました。
Movable Typeでつくる!最強のブログサイト プラグイン&カスタマイズ編

よくよく読みますと、PHP化したらほとんどのプラグインって使えないのー!
ダイナミック・パブリッシングってWordPressだったら当たり前なのに。
面倒くさいなあ。PHP化の項が少し、もの足りませんでした。
この手の本は数年で意味のないものになるので、ほどほどでいいけど。


もうひとつはXOOPS関連に関する本を購入しました。
XOOPS Cube使いこなしガイドブック
はっきり言って、最近はネットショップとかコミュニティとかをしたいっていう人が多いけど、アイデアとシステムのバランスが悪いことも多いので、真の参考書ということで。


すこし、デザイン関連の本ってないのかなあと、デザインのコーナーへ。
その名も『Design』。
DESIGN QUARTERLY (デザイン・クオータリー) 2006年 12月号 [雑誌]
既に4号目のようで、日本を代表するデザイナーや文化人達の寄稿記事が主でした。
どちらかというとデザインに関する思想的な雑誌です。
さすがにオーソドックスですが、組みがきれいでした。買ってないけど。
エッシャー好きだから、買おうかどうしようか。っていうか定期購読しようか。


次に広告批評は恒例の世界のコマーシャルが今号(11月号)の特集です。
これも買おうか買うまいか迷いましたが、買ってません。
まだアマゾンでは写真ない。
広告批評 (307号)

これまた次にその名も『広告』という雑誌。
これは¥690と安い!しかも有名なクリエイターの対談モノ。
奥付をみると博報堂が出してる本です。
なるほど「イメージ戦略の一環だったのか!」と、本を棚に戻しました。
奥付を知らないで見てるといい意味で前時代的雑誌な感覚があり、好感もってました。
誌面のヴィジュアルが日テレのニュース番組のNEWS ZEROのVIに酷似しているのが気になりました。もしかして・・・
広告 2006年 12月号 [雑誌]

レジに行くまでに、少し、毛色が違う本を発見!
澁澤龍彦が愛した本というコーナーにあった。
『珍説愚説辞典』です。
世界から、歴史から、選りすぐりの勘違いや偏見を集めた、どうしようもなく役に立たない辞典だと思います。
でもなぜか引かれる言葉の数々。
この本が一番ほしい。
珍説愚説辞典

とまあ、僕の心のカートに入れておきます。