憤りを感じる

なんばの某店で高速データ通信端末を購入しました。
動作しないので、おかしいなぁと背面を見ると、「店頭展示用サンプル」と印字されてました。
交換に応じない店と信じられない対応にぶち切れました。キャンセルしました。
この店にメールで公式な回答をくれるように要望を送りました。

僕って、大人だな〜。
大人げないかもしれないけど、どこのメーカーかどこの店かとかは伏せ字。
今のところ、メーカーではなくて、この担当者とかその周囲の上司とかが悪い気がします。
今後、この店の対応によっては店名や実名や問題の実物の写真を公開するかもしれません。
憎しみからは何も生まれないんですが。。。



↓以下は送ったメール
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完全にクレームです。
会話箇所の言い回しは個人の記憶での再現のため、多少の違いはありますが、おおむねそのままだと思います。

●4/25
西区、自宅マンションから実家の生野区の引っ越しのため、急遽ネット環境が必要になりました。
○○○○○○(端末会社名)なら当日から端末入手して高速なネット環境が得られることを友人からききました。
それなら、ちょうどいいと思って、

20:30分頃に○○○○○○ブースで担当店員から購入した○○○○○○(端末会社名)の端末■■■■■(端末名)を引き渡ししてもらいました。
そのときは、パッケージのケースを開いて、見せてもらいましたが、本体をケースから取り出して確認することはありませんでした。
自宅に帰って、いざ本体をパソコンに接続しましたら、つながらないので、おかしいと思い、本体を確認すると、背面に「店頭展示用サンプル」と印字されていました。

●翌日、11:10ごろ
購入店舗に電話しました。

私「昨日、購入した○○○○○○(端末会社名)の端末がつながりません。背面に「店頭展示用サンプル」とかかれています。USIMカードは入っていますが印字のとおり、モックのようです。なんとかしてください」

担当者A「「店頭展示用サンプル」ですか。それはなんとかしないといけないですね。確認して折り返します」

私「そうですか。わかりました」
と、私の携帯番号を伝える。

●12:12ごろ、店舗から携帯電話に着信がありましたが、電話を取ることができなず。
数分後にこちらから、●●●●●(店の電話番号)に発信。

窓口から○○○○○○(端末会社名)の担当者につないでもらう。担当者の名前は担当者Bさん(以下担当者B)。

私「お電話いただきましたが・・・」

担当者B「はい。お電話させていただきました」
(↑Aと同一人物かも)

私「で、どうしたらいいですか?」

担当者B「それがこちらで確認しました。商品を販売した店員にも確認いたしました。販売しました○○○○○○の端末は本体背面に印字されている製造番号と USIMの番号とをあわせて、登録することになり、その登録が完了してから、お客様にお渡しすることになります。こちらとしてはサンプルが混入すること自体あり得ないことなので対応ができません。」

私「はあ?そのあり得ないことが起きているんですが。。じゃ、このサンプルを持っていくので見てもらえます?」

担当者B「その前にお話を聞かせていただけます?」

私「昨日の夜8時半くらいにそちらの店員さんから購入しました。同梱品の確認として簡単に説明を受けましたが、背面に製造番号が書いていることなんて今、はじめて聞いたので、そんなこと知ってたら、その場で確認するに決まっています。対応しないとはどういうことですか?」

担当者B「ですから取り替えることができません」

それを聞いた私は「○○○(サービス名)」という契約のことが頭をよぎりました。

私「取り替えることができないということは、このまま2年間ずっとこのつかえないサンプルのために毎月約6000円も払わないといけないのですか?」

担当者B「まぁ」

私「それじゃ、詐欺と同じじゃないですか!●●●●●(店名)がそんな対応でいいんですか!?このままだったら、僕がこのことを色んな人にクチコミすると思わないんですか?」

担当者B「いえいえ、詐欺ではありません。サンプルが同梱することなんて、ぜったいあり得ないことなので、対応できないということでして・・・」

私「でも実際に入ってるじゃないですか!じゃあ、なぜここに入っているんですか?ぜったいってこと自体がおかしいんじゃないですか?」

担当者B「・・・」

私「担当者の店員さんという方がそんなことをする人ではないと思いますが、担当者の方が盗んだとか担当者の方がブースからはなれている間に誰かがすりかえたとか、机の下や棚にまぎれているということは考えられないのですか?」

担当者B「それはないと思いますが、もう一度確認いたします。お電話差し上げますので、お待ちいただけますか?」

私「はい。わかりました」

●1時間以上、たっても電話がないので、もう一度こちらから●●●●●(店の電話番号)に発信。
○○○○○○(端末会社名)の女性の方が電話対応。

○○○○○○(端末会社名)の方(女性)「モックだとしたら、通常のり付けされていてUSIMカードが装着できないことが多いのですが・・・」

私「そうなんですか!」

○○○○○○(端末会社名)の方(女性)「先ほど対応している担当者Bが今、確認していると思いますので、もうしばらくお待ちいただけますか?」

私「わかりました」

この間に、期待どおりの対応をしていただいていると思っていました。

●14:23ごろ、○○○○○○(端末会社名)担当者から携帯電話に着信。引っ越し作業のため、また電話に出られませんでした。
留守電を確認。
「もしもし、私、○○○○○○(端末会社名)関西支店の担当者Cと申します。お電話いただいていた〜〜〜〜」とメッセージが入っていたので、再度、●●●●●(店の電話番号)に発信。

私「担当者Cさんですか?お電話いただいた○○○です」

担当者C「お電話しました担当者Cです」

私「で、どうなんでしょうか?」

担当者C「棚や机の上を探して、いろいろ、確認したんですが見つかりませんでした。上司にも相談したんですが、○○○○○○(端末会社名)としては対応できません」

私「何それ?やっぱりそれだったら、詐欺とかわらないじゃないですか!」

担当者C「詐欺とはどういうことですか?」

私「だから、こんなサンプルの偽物を売って、対応しないのに「料金払え」っていうことが。普通だったら、交換するのが当たり前でしょ」

担当者C「モックがまぎれることはあり得ませんので、対応できないんです」

私「じゃあ、僕が家に持って帰って、モックと本体を差し替えたというんですか?」

担当者C「そうは言ってません」

私「じゃあ、どういうことですか?」

しばらく憤りを感じるやりとりの繰り返し。
キャンセルにして、白紙に戻すことぐらい提案したらどうですか?という内容を何度か、こっちから提案する。

私「対応してもらえないなら、警察や消費者センターに連絡します」

担当者C「お客様のやることには口出しできませんので、どうぞ」

私「いい加減にしてください!そもそも、一台失ったのは僕のせいではないし、それはそちらでなんとかすることじゃないですか。いったいどう思っているんですか?」

担当者C「どうとは?特にどうとは思わないですが・・・」

私「僕のことです。当たり前じゃないですか!お客のこと考えてるんですか?頭悪いんじゃないですか!もっと偉い人いないんですか?」

担当者C「お客さまだと思っているから対応してるんですよ。お客様じゃなかったら対応しません」

私「だったら、対応してください。対応なんかしてないじゃないですか!なんで、何もしてないのに2年間も、このわけのわからないサンプルに使用料を払わないといけないんですか?」

担当者C「それは私のほうでキャンセル扱いさせていただきます」

私「それ以上はないんですか?それで手打ちということですか?」

担当者C「そうです」

私「じゃあ、キャンセルするので、そのあとすぐに再契約すればいいですか?」

担当者C「それは・・・」

私「じゃあ、どうしたらいいの?ブラックリストにでものるんですか?」

担当者C「まあ、そんな・・・」

私「なんでそうなるのんですか?インターネットがないと凄く困るので、○○○○○○(端末会社名)を使いたいと本当に思っているのに」

担当者C「私どもも本体を一台失っておりますので」

私「そんなことは知りませんよ!僕は何もしてないし、買ったらサンプル品が入ってたので、問い合わせているだけじゃないですか!」

担当者C「はい」

私「いままで、●●●●●(店名)で何度も買い物もしているんです」

担当者C「それはありがたいことだと思います」

私「その客に何ですか?この対応。完全に信用をなくしたお客に対して、そんな対応しかできないのは、本当に信じられません」

担当者C「本当に申し訳ありません」

私「とにかく、まずキャンセルして、お金を返してください」

担当者C「わかりました。何時に店に来られますか?」

私「本当に今いそがしいんですが、そうですね。4時頃に伺います」

担当者C「わかりました。4時にお待ちしております」

実際に担当者Cさんにはじめて対面。
15:40ごろに店に到着し、キャンセルの手続きをしてもらう。

私「で、本体は見つかりましたか?」

担当者C「いいえ、見つかりません。ずいぶん探しましたが・・・」

私「なんでこんなことになったのですか?」

担当者C「わかりません」

私「運が悪かったってことですか?」

担当者C「いや、そういうことでは」

私「で、今日は再契約できないんですか?」

担当者C「はい。今日のキャンセルがすぐにシステムに反映されるわけではないなおで、同じ方が2重に端末をもつことができないと思いますので、できないと思います」

私「本当に契約できなんですか?」

担当者C「今のところは」

私「今後もできないんですか?」

担当者C「出来ないかもしれません」

私「そうですか。OK。わかりました。がんばってください」

と、店をあとにしました。

これだけがんばって、やっと不条理な「●●●●(サービス名)」の契約を解除できたかと内心思う反面、それだけかという対応です。
時間の無駄でしたが、なかば犯人扱いみたいな対応に憤りを隠せません。

あとで、●●●●●●(端末会社名)のカスタマーセンターにこのことで、
むしろ同情的でそれはおかしい対応ですねという感じでした。
「今後、契約や購入ができないなどということはありません」という回答もいただきました。
ひとまず、●●●●(他店1)か●●●●(他店2)などほかの量販店で●●●●●●(端末会社名)を購入したいと思います。

この無礼な店員やその上司、そして●●●●●に御社から調査していただき、
2度とこのようなことが起きないようにしてほしいです。

御社もしくは●●(店名)の店長から、具体的な回答をいただくまでは、
僕はインターネットのブログや掲示板、友人との会話でこのことを話題にするかもしれません。
時間がもったいないので、そんなことしないかもしれませんが、
客の感情を逆撫でするような対応で感情的になってしまうのは、しかたないことだとお察しください。
また、同じく同人から回答をいただくまでは、●●(店名)を利用したくありません。

この件に関して、社長や店長など代表者以外の担当者レベルの回答はいりません。
できるだけ、店長もしくは会社として、どう対応するのか公式見解をお返事ください。

残念ながら、客はこの人たちからしか●●(会社名)の対応を評価できません。
御社の賢明な対応をお祈り申し上げます。
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この件、今後の展開はいかに!

FirefoxでWordpressの画像挿入ができなくなったが解決

打ち合わせでWordpressの管理画面の機能を説明していると、ビジュアルリッチエディタで画像挿入できなくなっていた。

現象としては画像挿入ボタンを押すと、おなじみのAJAXのポップアップ画面が表示されるが、まったくの白紙。
閉じようとしても閉じれず、画面もついてくる。以前はできていたのになんでだろう?と思って、書き換えたソースを全部、元に戻してみるが、なおらない。

Safariでは問題なく画像挿入できた。これはFirefoxの問題だ。Javascriptがなんらかの影響でブロックされている。

「環境設定」-[セキュリティ]の設定をなぶる。
発見![許可サイト]で自分のドメインを入力。

これだけで復活。

おそらく、先日のFirefoxの自動アップデートにより、セキュリティが強化されたのだろう。

MAC版のFirefoxでだけしか試してないので、Windows版どうかわからないけど、これで安心。

MACでSWFを民生用DVDプレイヤーで再生できる動画になるまで

苦労したので、同じように困る方がいるだろうということで、
メモ程度の内容ですが、参考にしていただければ。

パラパラ漫画のような、もしくはトゥイーンアニメのような、
ただ単純なタイムラインのアニメーションSWFを変換するだけなら、いくつかのアプリケーションがあります。

一番シンプルな方法は
MacではQuickTimeに変換してアニメーションを書き出せばよいだけです。
WindowsではAVIとかWMVに書き出して、mpeg2エンコードに対応したDVD書き込みソフトで書き込めばよい。

機械は進化しても人間の平均的な進化や知識は知れておりまして、
感覚的に違和感のない表現に落とし込むことを忘れて、
「そんなこと簡単でしょ?」みたいな発想から話から進んでやらざるを得なくなるわけです。

ではインタラクティブなSWFムービーをDVD
まず、Actionscript(2.0)を率直にいってありません。
まだ間に合うなら、これ以上ことは考えないで、
丁重にお断りした方が賢明です。

どうしてもということなら・・・

コンバートという作業にはいくつか種類があります。
1.JPEGからGIFにみたいに単純にファイル形式を変換する作業。
2.DVDからPCで見られるようにする。または逆。いわゆるエンコードといわれる作業。
3.再生方式だけでなく、表現も変換する。←ここまできたらコンバートとは言えない別ギャラ発生。するはず・・・

ということで、だいたいみんなが困っているのは3番目の「再生方式だけでなく、表現も変換する。」です。
今回はインタラクティブなSWFの動画をDVD版に変換するということを重点的に検証しましょう。

う〜ん。
インタラクティブなPCの画面で見ている映像を録画する方法しか思い当たりません。
よく、チュートリアルで見かけるアレです。
(本当はDVI to S端子出力でDVに取り込み、その映像ソースをプロツールで編集するのが手っ取り早いらしい。)

でもカーソルやポインタが表示されてはパソコンの画面を録画しただけ感が、見ている人にも伝わってしらけてしまいます。
カーソルやポインタを目立たない位置に配置して動かさないか、思い切って消すという処理。

●準備するもの
イ.インタラクティブであるという特性からアクションの発動は操作はキーボードだけで行なえるかつカーソルやポインタを消したSWFを用意する。
Flashに精通していないと無理です。自分でできそうにない場合は人にお願いしましょう。

ロ.画面の動きを録画するキャプチャーソフト
→今回はOSXで使える優秀なキャプチャーソフト、Snapz Proを使いました。
動画はQuickTimeで保存されます。QuickTimeの詳細な保存方法(DVなど)はいろいろ試してみてください。
QuickTimeQuickTime Proにしておくことを軽くおすすめします。

ハ.キャプチャーした動画を編集するオーサリングソフト
MACにバンドルされているiLifeファミリーのiMovie。切る貼るであれば、これでことたります。

ニ.DVDに書き込むソフト
→同じくiLifeファミリーのiDVDでなんとかなります。
というか、先輩クリエイターのU氏にうかがった話では、エンコーダが以外に優秀みたいで、今回のような使い方の場合はFCPのエンコーダよりも奇麗にエンコードしてしまう場合があり、ある一定のレベルの需要であれば、十分なクオリティーです。
今回のようなある意味でローファイな方法ではこれが手軽でベストな選択かもしれません。


では、早速、変換作業に・・・

1.(イ)ができたら、できるだけ大きく取り込みたいのでフルスクリーン表示できるSWF Playerを使います。
SWFムービーは特定のキーを押すと始まるようにしておくと便利です。

2.すかさずSnapz Proで動画キャプチャー。

3.それをiMovieHDでドラッグ&ドロップ。
ここで適当に不要な部分はカットし、iDVD用に書き出します。

4.iDVDでテーマを適当に選んでDVDに焼き込んだら終了。

いちおう、これでいけます。
しかし、一般的にSWFはWEBサイトで使われることが一般的です。
テレビサイズを想定して作ってないことが多く、
文字情報が重要な解説ものだと、DVD Playerを通してテレビに映し出された画面では文字が読めないこと受け合いです。
映像ソースが16:9でない場合、左右がきれる。
映像ソースが4:3の場合、上下に黒帯で結果、画面が信じられないくらい小さくなる。
などの問題が発生します。

こういう諸処の問題は個人の責任で解決してください。
実際、この方法では最終的な処理としては収まらず、U氏が諸々の方法で解決いただきました。
ニーズとケース次第です。

今回はSnapz Proを利用する例をあげましたが、ScreenFlowというソフトも気になるので、使用された方がいらっしゃいましたら、情報を待っています。

仕事ばかりじゃどうしようもない

日本は資本主義で民主主義だから
身分はないけど 立場があるしさ
仕事だったら 当然 立場をわきまえたりしてさ
うんちく言って 興味もって 話題つくりだして
でも そんなこと どうでもいいから
とにかく 君のこと 思って寝るよ


自分は基本趣味でも仕事好きだから
お金はないけど スキルはあるしさ
偉いふりしたり センス身につけたりしてさ
建築だって区役所だってサラリーマンだって
でも そんなこと どうでもいいから
とにかく 自分のサイト 立ち上げてみなよ

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先日、最近になって岡村靖幸ファンになったという日記を書きましたが、
今回は岡村ちゃんの歌詞っぽい(あくまで主観)の日記にしてみました。

早い話、忙しいけど、市井洋右さんのサイトを作りましたってこと。

今更ですが

http://rimo.tv/#/ja/ch/18496


最近、岡村靖幸のファンになりました。
知ってる人は、なぜと思われるかもしれませんが、今までは歌い方やビジュアルが生理的に気持ち悪いと感じておりました。
しかし、僕のキャパシティーが広がったのか、感覚がずれてきたのか、「格好ええやん!」と思うようになりました。

で、あの逮捕劇。
いやはや、話題性にことかかない人物です。
さっそく、ヤフオクでアルバム4枚抱き合わせで落札しました。
流行が通り過ぎたあとに好きになった音楽は名曲なのか、名曲に聞こえるのか。
音楽は国境だけでなく、時間だけでなく、塀も乗り越えます。
待ってるぜ、靖幸!

直木賞と芥川賞

毎年この時期になるとこの2大文学賞が同時に決まる。
直木賞桜庭一樹(35)さんが「私の男」という作品で、芥川賞川上未映子さん(31)が「乳と卵という作品で、受賞されたそうですが、まったく作品に興味がないので、その話題にはふれず。
この川上さんは同い年というか同級生の年齢だし、大阪出身らしい。ビジュアルも、なんかな〜?と思ったら、シンガーと報道されていました。「めっさうれしいー」とか言ってるし、かなり大阪でも市内の方言なので、調べてみたら、工芸高校卒でした。その名のとおり公立では珍しい、トラッドな美術系の高校です。特化した部分では優等生です。
工芸高校は我が阿倍野高校(公立の真ん中ぐらいの普通科という平凡きわまりない学校)の隣の高校で、朝の通学時にはうちの高校の生徒なのか工芸高校の生徒なのかわからないくらい、自転車通学の学生が混じりあっていました。かといって、大学に入るまで工芸高校の友達はひとりもいませんでした。
オチもないので、川上さんの作品をもじって、「市立工芸 in 美章園、またはチャリ通』って書いてみて、なんか締めくくろうと思いましたが、全然、センスないですね。合掌

ヒトの親になった日

昨日、19日16時38分。
忘れそうなので、記録しておくことにしよう。

◇17日
進行中の案件は原稿や素材が待ちの状態の日だったのが、
スケジュール調整と次に動き出す準備のため、翌2時ごろまで働いて、
3時に就寝。

◇18日
早朝。嫁さんから「おしるしがあったので、今から病院に来て」と連絡が入る。
10分ぐらい、タクシーがつかまらず何度も自転車で行くか迷う。
自転車だったら、新町から寺田町までは速くても40分くらいはかかるだろう。
しかし、一台のタクシーをつかまえることに成功。そのまま乗車。

●6時頃
西川医院に到着。
すでに嫁さんのご両親が待機していた。
陣痛室に入る。
部屋にはどうやら、カーテン越しにベッドが2つあり。
嫁さん以外にも妊婦さんが横たわっているようだ。
嫁さんはうなっており、子宮内計測器なるものの計測器具を腹に巻かれていた。
「ウックン、ウックン」と鼓動音が聞こえる。
なんじゃこれはと思いながら、しんどそうな嫁さん。
僕は、手を握り、とまどいながらも「大丈夫、大丈夫」という。

●正午前
付き添いする僕を気遣い、「ちょっと家で寝たら」と義母さんがやってくる。
まだいけそうだったけど、長丁場になりそうな感じだったので、
家で仮眠する。

●14時頃。
ふたたび、病院に行く。
嫁さんの様子をみると、陣痛の感覚はあまり変わっていない。
それよりもむしろ、徐々に体力が消耗し始めている。
嫁さん、もうひとつのベッドを指差し「朝とは違う人やで」と一言。

●18時から22時くらいまで
陣痛は延々と続くが、次の段階までにはなかな及ばない。
子宮口もなかな開かないようだ。
かなり体力を消耗していて、気力にかげりが見え始める。
助産師さんがあらわれ、「この程度の陣痛ではまだまだ産まれないから、朝までがんばって」という。

●24時頃
義母と交代。
1時間程度でもどるつもりであることを嫁に伝えて、陣痛室を出る。
嫁さんの実家ではみんなが「まだまだかかるから、寝ていきや」という。
眠気のピークに達していたので、肝心のときに立ち会えないのもなんなので、布団にはいって寝る。

◇19日
●6時すぎ
思いっきり寝ていた。
慌てて病院に向かう。自分ではよく寝たと思っていたが、まだ眠気が残る。
ベッドでは嫁さんが疲労はあるものの、少し落ち着いた様子で座っていた。

●7時頃
また、急激に陣痛が襲ってきたらしく、おおいにうなる嫁さん。
「もう体力がない」と弱音を吐く嫁さん。僕には弱音とは言えない感じがする。
助産師さんがまた部屋にやってくる。
予想以上に陣痛の強さや間隔が変わらないので、自然分娩から無痛分娩に切り替えるかたずねられる。
嫁さんも僕もこのままでは無理だと思ったので、無痛分娩という痛みを和らげて、少々の薬で進行をコントロールする方法をお願いすることにする。

●9時半頃
無痛分娩の診察のため、嫁さんは分娩室へ。
僕は部屋で待っているとご両親がやってくる。

●11時頃
近所の喫茶店に朝ご飯を義父さんと食べにいく。
食後、義母から予備の飲み物を買ってきてほしい旨の携帯メールが入る。
近くのコンビニで飲み物を買って病院にもどる。

●正午頃
名前が呼ばれ、分娩室に行くと、
すでに無痛分娩が決定し、片隅で嫁さんがなんらかの薬品の投与を受けている。

すでに陣痛の間隔は狭まり、
前進していることはあきらかだった。
しかし、ここまで嫁さんは不眠不休で陣痛と格闘しているので、
薬と疲労でかなり消耗している。残存している体力が心配になる。

●14時頃
また診察と言われて、分娩室から追い出される。
ソファで30分寝る。
また、分娩室に呼ばれ、しばらく嫁さんを見守る。
かなり子宮口はひらき、もう少しだと説明をうける。
また診察というので、部屋を追い出される。

すると義母とやってきて間もないっぽい母がソファでしゃべっている。
義母さんは「いったん家に帰ります」といって、実母とソファでしばらく雑談。

●15時半頃
結構診察が長いと思って。院内をうろちょろしていたら、
助産師さんのチーフと思われる人がもう間もなくだけど、いつかはわからないことを説明してくれる。
落ち着かないけど、母としゃべる。

●16時半頃
また呼ばれる。
「もう手を洗って、エプロンをしてください」と言われるがままにそのまま分娩室へ。
嫁さん、分娩室できばりながら、医師、さきほどの助産師さん、そのほか2名の助産師さんが「もうちょっとですからね」と嫁さんに語りかけている。
「パパはこっちに立って、汗を拭いてあげてください」と濡れタオルを手渡され、
分娩台の頭側に立つ。
医師から薬をつかっているので、嫁さんだけでは赤ちゃんがでないので、
お腹を押して、押し出すことを告げられる。
数分、まさしく死闘だった。

少々グロテスクなので、表現は割愛するが、まさしく新しい家族が泣き出した。

最初の兆候から36時間以上を経て、僕と嫁さんの子供が誕生した。
大きく育って、3400グラム。
よくがんばったね。

嫁&子供